海外でカシスオレンジを頼む時

カシスオレンジを英語で注文する方法

海外でカシスオレンジを飲みたい時にはどうすればいいでしょうか?

英語で注文するのであれば次のような感じで言えば良いでしょう。

Cassis and orange, please.

Can I have a Cassis and orange?

少し丁寧に言うのであれば、

Could I have a Cassis and orange, please?

と言った感じでしょう。

ポイントは”Cassis orange”と言わないことです。通常、ビルトで作る英語のカクテル名は”and”もしくは”with”を使って表されます。”Cassis orange”というとそういう名前のオリジナルカクテルと間違われる場合があります。

うっかり”Cassis orange, please.”なんて言ってしまうと、「そんなものないよ」と言われることもあります(意地悪ではなく)。

アメリカ(米国)・カナダではカシスオレンジは知られていない?

日本では既に定番で誰でも知っているカシスオレンジですが、海外ではそれほどポピュラーなカクテルではありません。特にアメリカ(米国)およびカナダのバーだとカシスオレンジを出してくれるお店の方が少ないと思われます。

カシスオレンジを注文すると「はっ?何、それ??」とマジメに返答されることは珍しくありません。

カシスオレンジだけでなくのカシスソーダなどのカシスカクテル全般に言えることです。

ちなみに酒屋ではカシスリキュールが売っています。

酒屋でカシスリキュールが売っているのに何故、バーでカシスオレンジが無いのでしょう?

個人的な推測ですが、3つの理由があると思っています。

1.人気が無い。

当たり前ですが、飲む人がいないのだと思います。基本的にビール、ウィスキー文化ですので甘いカクテルは受けないのでしょう。

2.カシスという言葉を知らない。

カシス(Cassis)はフランス語です。英語ではカシスを゛Blackcurrant(ブラックカラント)゛と言います。ですので「カシス」と言ってもその言葉を知らない人もいます。

ただし、「クレーム・ド・カシス(creme de cassis)」という名称はアメリカでもリキュールの名前になっているので、ちゃんとしたバーテンダーなら知っているはずです。多分、これを「カシス」って約すと分からなくなってしまうのだと思います。

3.カシス自体がマイナー

カシスはヨーロッパではメジャーですが、米国ではマイナーな食品なのです。これはブラックカラントとという名前でも同じです。要するに食材として誰もが知っているというものではなく、一種特殊な食品なのです。

これは20世紀初頭にアメリカ全土でカシスの栽培が禁止されたことと関係があると思われます。これはカシスが林業で使われる五葉松の一種を病気にする要因があるとみなされたためで、それまではアメリカでもカシスの栽培量は多く、メジャーな食物でした。

今では栽培は解禁されていますが、州によっては今だに禁止しているところもあるくらいです。米国はブルーベリーの栽培が盛んなので、カシスよりはブルーベリーという感じなのでしょう。

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●本格的なBarで使用されているのはこのカシスリキュール
●ルジェ社によるカシスリキュールの最高峰