レリティエ・ギュイヨ クレーム・ド・カシス・ド・ディジョン
生産 | レリティエ・ギュイヨ社(L’HÉRITIER-GUYOT) |
生産国 | フランス |
品質規格 | クレーム・ド・カシス・ド・ディジョン |
カシスエキス | 48%以上 |
アルコール度数 | 16% |
ランク | スタンダード |
日本の販売元 | 国分株式会社 |
レリティエ・ギュイヨのクレーム・ド・カシス・ド・ディジョン(Crème de Cassis de Dijon)はあまり日本では知られていませんが、本場フランスではシェアNo.1ブランドであり、年間生産量1,000万本以上、全クレーム・ド・カシスの30%がこのレリティエ・ギュイヨ社のものという、名実ともにクレーム・ド・カシスのトップブランドなのです。
レリティエ・ギュイヨのクレーム・ド・カシスはアルコール度数が16度と若干低く(他は大体20度)、甘さもスッキリしているので飲みやすいのが特徴です。
レリティエ・ギュイヨ社はカシスリキュールの他、ワインやブランデーなども有名でブルゴーニュの代表的な会社ですが、近年、フランスの酒類大資本のボワセ・グループに買収されています。生産量や流通量の多さはそのような背景も影響しているかもしれません。
レリティエ・ギュイヨによるクレーム・ド・カシスの人気の秘訣はカシスの濃厚なコクと爽やかな甘みです。この特徴的な味はレリティエ・ギュイヨによる拘りの製法によるものと言えます。
レリティエ・ギュイヨのクレーム・ド・カシスが使用しているカシスの品種は最高品種である「ノワール・ド・ブルゴーニュ」のみ。つまり、”クレーム・ド・カシス・ド・ブルゴーニュ”なのです。
そのノワール・ド・ブルゴーニュを贅沢に1本あたり200gも使い、その果汁を6週間以上マセレーション(アルコールに漬けること)します。そして、加熱をせずに砂糖を加えてゆっくり溶かしていくことで、風味高くすっきりした甘さのクレーム・ド・カシスができるのです。
カシスは酸化しやすいため、全体的に低温状態で製造されます。しかし、砂糖にも熱を加えず溶かすという手法を考案したのはレリティエ・ギュイヨが初めてと言われます。
さらにレリティエ・ギュイヨのクレーム・ド・カシス・ド・ディジョンには余計な隠し味はもとより、濃縮エキスや人工香料、着色料など一切使わず、カシスの味だけで勝負しています。その為、レリティエ・ギュイヨのクレーム・ド・カシス・ド・ディジョンにはカシスに豊富に含まれているビタミンCが一年経っても壊れずに残っていると言われます。
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レティエ・ギュイヨ クレーム・ド・カシス・ド・ディジョン700ml |